代表挨拶

「現場」でなければわからないことがある、だから「現場」が好き

世界中どこでも、必要とされる場所で「熱意技術誠意」をもって役に立ちたい

代表取締役 小宮国盛 

 1975年、「旧:東ドイツ」東ベルリン。私の現場業務の出発点です。 19歳で海外赴任し1年間ビル建築現場の測量に携わりました。 帰国後は国内各地のダムやトンネル現場での調査業務に従事しました。

 1995年、「エジプト」ギザ。大スフィンクス修復保存調査への技術協力要請を、 大学から受けて数年間携わったのを皮切りに、 「中国」敦煌の莫高窟に参加し、長年にわたり世界遺産保全調査に従事しました。

 1999年、ハイテック株式会社を創業。防災・減災・国土強靭化を目的とした インフラ整備事業に関わる「地質と地盤のコンサルタント」として日本全国の現場で実績を積み上げてまいりました。 海外業務では「トルコ」カッパドキアでの遺跡保全調査、 「ラオス、 ミャンマー、マレーシア」でのインフラ整備事業、 「インドネシア」でのJICA事業等を受注し、私も現場技術者の一員として環境の異なる多くの現場で、土にまみれ、汗を流してまいりました。 

ハイテック株式会社は、防災・減災・国土強靭化のため、 「現場力」コア技術として、主に以下の業務展開をしています。

  • ①地質・地盤調査
  • ➤多数のボーリング特許技術を駆使した高品質コア採取
  • ➤高品質コアによる地盤構造の高精度解析
  • ➤ボーリング作業の内製化による採取コアの品質と孔内試験の精度の維持
  • ➤現場実務と地盤工学理論の専門知識を兼ね備えたボーリングオペレータの自社育成
  • ②水文・環境調査
  • ➤水質分析に精通した技術者による調査目的を考慮した最適な試料採取とデータ収集
  • ➤地元状況を熟知した技術者による地域住民との円滑なコミュニケーションの構築
  • ➤現場を熟知した技術者による安全管理と機動力
  • ➤GISや地下水モデリングを駆使する解析技術の習得
  • ③インフラ構造物保全調査(高速道路、鉄道等)
  • ➤熟練者による従来点検技術と最新機器の併用
  • ➤構造物の劣化状況の正確な判定および評価
  • ➤UAVや3Dレーザスキャナを駆使する最新点検の習得

 現場での「高精度情報取得・高品質試料採取」「的確な分析」「明解な考察」、 これらすべてが「人命を守る安全・安心インフラ整備」に不可欠な基礎情報となります。

  • 当社のコア技術「現場力」の要素は
  • 4つの「きく・みる力」です。
  • ➤聴く力:発注者の要望を正しく聴く
  • ➤見る力:現場を俯瞰し広く見る
  • ➤観る力:現場の細部まで詳しく観る
  • ➤診る力:現場で見えない部分を的確に診る

 近年、気候変動に伴う災害の激甚化・頻発化が懸念され「脆弱性に対応するインフラメンテナンス」 「持続可能な開発」が緊急の課題となっています。これらの課題解決に貢献できるよう以下の目標を掲げ、達成に向けて全力で取り組んでまいります。

  • ①現場に軸足をおいた調査技術・観察能力を次世代に引き継ぐ人財の育成
  • ②人口減少下で将来の担い手を確保するための「ICTやAI」活用による省力化・効率化技術の開発
  • ③現場力を活かすリアルなDX推進による技術継承と高精度技術の開発

 創業から現在に至るまで、当社は一貫して 地質・地盤調査を通じて地域社会に貢献することを使命としてまいりました。 現場の第一線で奮闘・活躍する医師のように「地球のHOME DOCTOR」であること、これが当社創業の原点です。

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